vol.12 2011年12月24日(土)
あと一週間で新年を迎えます。
今の時期、私には恒例行事があります。
今年(過去)を振り返り、来年以降(未来)に向けた構想を練るのです。
そのために、信頼している方々と、ざっくばらんに情報や意見の交換をしています。
本コラムでは、信頼している方々とのざっくばらんな情報や意見の交換を通じて考えた
こと、感じていることを書きたいと思います。
なお、次の点について気になる方がいらっしゃるかもしれませんが、 「私(木下)が私
自身の持論を検証したい」「そのために持論をアウトプットする」「アウトプットの場として
本コラムを使う」ことに鑑み、ご容赦ください。
・断定的に書いている。しかし、根拠(事実・データ、解釈等)が示されていない。
・私(木下)の主観の域を出ていない。
・当たり前のことを書いている。
・「一般的にこうであろう」の記述と「私(木下耕二)に関して言えばこうです」の記
述が混在している。 二つの記述の区別が分かりにくい。
・カテゴライズされていない。思いつくまま順不同で記述されている。
●環境は激変した。
「今後少なくとも2、3年は非常事態である(非常事態に備えた準備を怠らない)」との
認識が必要である。
「生き残り(食べていける)」を最優先課題とすべき人・組織は多数。しかし、気づいて
いない人・組織も多い。
●成果に徹底して拘る。欲する成果を「手に入れる」と覚悟する(「絶対手に入れてやる」
と決心する)。
●欲する成果は何なのか。それは(そこそこ)適切なものなのか。熟考する。
●成果を手に入れるために、実行する(考えているだけや口先だけではダメだ)。
●実行するために、情報を集め抜き、考え抜き、決断する。
●決断したことが少数派であっても、誰も支持しなくても、自身を信じ、自分の決断を信
じる。
●欲する成果は、過去と同じ考え方(持論)、やり方・方法で、得ることができるのか(過
去の考え方、やり方等は今後も通用するのか)?徹底的に考える。
●欲する成果を手に入れるためには自己理解が鍵である。「自分・自組織は(いろいろ
な)他者からみてどのように映っているか?−他者の視点に基づく自己理解−」と絶
えず自問自答する。
●採用する考え方(持論)、やり方・方法に自身・自組織の強みを活かす。
●身の程を知る(分相応は大事)。身の程にあった戦略・戦術を採用する。
●一般論(権威ある人・組織が発信するコンセプト、フレームワーク、考え、意見、やり
方・方法)は自身・自組織にとって果たして有効なのか。使えるのか。徹底して吟味
する。
●「有効」「使える」と自身が信じ切れる一般論、すなわち持論しか役に立たない。
●信じた持論が適切さを欠いていたら・・・。
間に合うようであれば、すばやく持論を修正する。信じ切れる新たな持論を見つける。
間に合わなければ・・・。あきらめるほかない。
●新たな考え方(持論)、やり方・方法を身につける・実践する。
●捨てる必要のある過去の考え方(持論)、やり方・方法はスパッと捨てる。
(unlearning)
●「捨てる必要まではないんじゃないの・・・。傍らにそっと置いておいたら・・・」。
「新と旧の考え方(持論)、やり方・方法の統合によって成熟を志向すべき」。
目立たぬところに置いておくorスパッと捨てる。どっちを選ぶか?考え抜く。そして決
断する。
●曖昧さを許容する。
精神衛生上良い等の場合は、スパッと割り切る(曖昧さをなくす)。
●プロフェッショナルに近づく。
●死ぬまで学習を続ける。精進する。
●すべてが学習の機会である。
●Aクラスのための学習か。Bクラス、Cクラスのための学習か。区別する。
●学習を楽しむために、ちょっとした工夫を大事にする。
●分かりやすい人、組織になる。
●何でも使う(使えないものはない。使えるものを自分の枠で捉えない)。
●定期的に、適度に、運動する。
●(震災等で)「新たに発生した問題」。
(震災等によって)「表面化した問題(実は過去から存在していた問題)」。
この二つは区別する必要がある。
●最悪を想定する。ネガティビティが生存率を高める。
●Fact Finding 色眼鏡を外す。
見たくないと言って見ないのは身を滅ぼす。
●人(脈)が最高のセーフティネットである。
●人に気遣う。人に配慮する。
●資本主義路線で突っ走るか。ブータン的な方向も視野に入れるか。
大きな分かれ道だ。
●海外(アジア)をビジネスドメインの一つとする。
●人生を終える時、振り返る予感がする・・。
「この数年(2008〜2015年))が人生で一番死に物狂いで生きていた、仕事をしてい
た、家族・親族のことを考えていた、楽しかった・幸せだった、苛立っていた」と。
「この数年(2008〜2015年))でようやく自分というものが分かってきた」と。
「この数年(2008〜2015年))のおかげで、以降の人生が輝いた」と。
「何の悔いもない」と。