vol.1
2011年10月15日(土)
世の中の流れからはかなり遅れているのですが、ホームページを立ち上げ、またメールマガジンを発行することとしました。今後はフェイスブックとの連動も計画しています。情報発信の量が増えま
す(増やします)。
ホームページのメニューの一つとしてこのコラムを設けました。コラムには、日々の仕事を通じて考
えていることや日常の生活の中で感じたことなどを、あまり肩ひじ張らずに(気負うことなく)、掲載す
る予定です。
今回のコラムでは、一番最初のコラムであること、またおそらく、リアルタイムでは私の近親者と極めて親しい友人というほんの数人しかこのコラムをご覧いただかないでしょうから(笑)、「なぜインターネットを活用して情報を発信するのか?」について、自分の意図や想いを確認する・明確にすること
を目的に(なんて自分本位なんでしょうか!お許しください・・・)、述べたいと思います。
なぜインターネットを活用して情報を発信するのか?
動機は大きく3つあります。
1つ目は、「遺産 legacy 」です。
自分なき後も、人材育成、経営などに関して「誰かに何か役立つもの・ことを残せたら・・・」という
思いがこの春以降非常に強くなったのです。
このような思いが非常に強くなった要因として、今春の実母の急逝が挙げられます。実母73歳の春に、私は実母との永遠の別れを迎えました。実母が急逝した年齢(73歳)まで私(48歳)はあと25年です。長いと言えば長いが、短いと言えば短い・・・。
子供(日本)の未来の不確かさ・危うさ、そして未曾有の被害を今もなおもたらしている東日本大震災も、「誰か(含、子供)に何か役立つもの・ことを残せたら・・・」との思いを私に強く抱かせる背景
であるように感じます。
2つ目は「output」です。
HPにコラムを書いたり、メールマガジンを発行したりすることを、すなわちアウトプットを、日々の仕事をこなしながらでも継続してできそうだという感触が、私の中に初めて芽生えたのです。経営(人材
育成)コンサルタントとして12年余さまざまな経験をしてきたこと、今後も経験の蓄積が続くことは間
違いないという確かな予感があることが、このような感触を芽生えさせて要因かと思います。
アウトプットの”強いる”力にも期待しています。
アウトプットは何を”強いる”のか?
「経験、暗黙知、無意識、ノウハウ等を理論化・整理、見える化すること」です。アウトプットには、そ
れなりの論理構成やわかりやすさが求められます。アウトプットするためには、経験、暗黙知、無意
識、ノウハウ等を理論化・整理、見える化せざるをえません。
アウトプットにはインプットを強いる力もあります。アウトプットするためにはその数倍のインプットが
必要です。アウトプットのためにインプットせざるをえないのです。
経験、暗黙知、無意識、ノウハウ等の理論化・整理や見える化、インプットの強制は、あと2年で50という大台の年代に届く歳になった私にとっては、いろいろな意味で、大変有益であると私は認識し
ています。
3つ目は「同志づくり」です。
現在日本は大変な時代の真っただ中にあります。多くのビジネスマンがそうであるように、私も、エネルギーを失ったり、途方にくれたり、やり場のない怒りをどこに向けていいのかわからなくなるこ
とが、少なからずあります。
自分の考え・想い、手法は果たして適切なのか? 自分は間違っていないか? 間違ってないよな? 本当にそうか?
こんな自問自答を繰り返すことが私は増えました。
このような時代の中で、前向きに、建設的に、明るく、楽しく仕事をし、生きていくためには、同志(志を同じくすること。また、その人)の存在が大変大きな意味を持つように思います。
同志探しにインターネットは大変有効です。理由はいらないですね(笑)。
以上、「なぜインターネットを活用して情報を発信するのか?」という問いに答える形で、その動機
を3つ述べました。
人材育成、経営などに関して、またより良き人生を歩む上において、「何がしか役立つ」と評価いた
だけるような情報を発信することをを目指します。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
T子さんへ
この短期間でホームページの立ち上げ(メールマガジンの発行)にこぎつけることができたのはあ
なたの達成志向、創造性、問題阻止力のおかげです。私一人では到底ここまでこれませんでした。
本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。
S君へ
あなたの知的好奇心の強さ、有能さを得ることに対する強い想い、「ワニは哺乳類だ」等の歳に似
合わないとんちんかんちんな(的外れな)言動。私がポジティブな感情を持ちチャレンジできるのはあ
なたのおかげです。本当にありがとう。
節子様
日々の多忙さ(緊急性)を言い訳にしていた私がホームページの立ち上げやメールマガジンの発
行という中長期にわたる重要事項に着手しとにもかくにも成果物を作りえたのはあなたの教えのお
かげです。本当にありがとうございます。これからも見守ってください。