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Vol.40 2012年12月31日(月)

 解かなくてよい問題を、あたかも解くべき問題として位置づける。実際に解く。『 ”なんちゃってイシュー”の Big Issue 化 』は経営において資源の浪費を生み出します。
 http://www.kkkiduki.jp/article/14663518.html

 逆も要注意です。いえ、逆の方が要注意です。
 解くべき問題を、あたかも解かなくてもよい問題として位置づける。実際に解かない。
 『 Big Issue の”なんちゃってイシュー化"』です。 
 意図してやれば、逃避、先延ばし、付け焼き刃的な延命・・・、です。資源の浪費どころではありません。
組織に致命傷を与えます。
 志ある、責任感の強い、真っ当(まとも)な経営者、リーダー(以下、リーダーと略す)にとって、Big Issue と対峙する時代が、これから先ずっと続きます。リーダーのストレスは、今後増えることはあっても減ることはないでしょう。
 従業員の危機感のレベルを過度に高めない(過剰に心配させない)ために、Big Issueを”なんちゃってイシュー"
としてカムフラージュした方が望ましい状況が今後増えることと思います。リーダーの孤独感も、今後増すことはあっ
ても減ることはない・・・。

 リーダーは、その任を果たすためにはタフである必要があります。リーダーは同志を持った方がいい。強く思います。
 自問自答しました。
 「リーダーの逃避、先延ばし、付け焼き刃的延命に加担していないか?」「リーダーの孤独に寄り添っている
か?」「逃避していないか?」「タフか?」「同志はいるか?」

 
年の瀬、例年通り、本年を(2012年)を振り返り、来年(2013年)の構想を練っています。
  【昨年(2011年暮)版】
   2011年を振り返り2012年の構想を練る その1  http://www.kkkiduki.jp/article/14219581.html
   2011年を振り返り2012年の構想を練る その2 
http://www.kkkiduki.jp/article/14225455.html

 なかなか、すっきりしません(整理できません。解けません)。  年を跨ぐ宿題(Big Issue)です。
 
初詣(土橋神社)や初売りの買い物の折にでも解いてみます。
 http://www.tokyuensen.com/ensen/ensenComment.php?ct=view&ie=6998&PHPSESSID=3a4bihlrufmcf6le1pbeb25742

著書

2023年4月発売 
ダイナミック・ケイパビリティのフレームワーク: 資源ベース再構成の組織能力
http://amazon.jp/dp/4502450316
発行所:中央経済社 
統合的な調査・分析の枠組みに基づき、グローバル・ニッチ・トップ企業のM&Aに係るダイナミック・ケイパビリティの実相を、ミドルマネジメントの観点から探究

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2014年9月発売 
仕事の基本(経営コンサルティング・ノウハウ2)
http://amazon.jp/dp/4502114219
発行所:中央経済社 

マネジメントの振り返り(内省/ リフレクション)に役立つ!