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vol.15  2011年12月31日(土) 

 2011年も、今日一日を残すのみとなりました。

 コラム「2011年を振り返り2012年の構想を練る その1」の続編の位置づけで、
「私の5大ニュース」「実感、決意等」を挙げてみたいと思います。

 ”私の”がミソです。 
あくまで「”私の”5大ニュース」です。

 「コラム 2011年を振り返り2012年の構想を練る その1」
 http://www.kkkiduki.jp/article/14219581.html

 と同様に、「断定的な記述であるのに根拠は示されていない」など、気になる
方がいらっしゃるかもしれません。
 「私(木下)が私自身の持論を検証したい」「そのために持論をアウトプットす
る」「アウトプットの場として本コラムを使う」ことなどに鑑みご容赦ください。

【私の5大ニュース】

3月 東日本大震災(含、原子力発電問題)
 3/11、未曾有の天災、そして人災が発生しました。
 被災された皆様に心からお見舞いを、また復旧・復興をお祈り申し上げます。

 4月 母 永逝 
 4/3、母がこの世を去りました。

7〜10月 オープンセミナー(研修総点検セミナー)の開催  
  延べ4回、140名余りの方々にご参加いただきました。

  http://www.kkkiduki.jp/article/14158136.html

10月 HP『木下耕二ラーニングコラム』の立ち上げ 
「いつか、いつか・・・」と先延ばししていたことに着手、成果物を作りました。

9月〜 運動
 定期的に、適度に、ウォーキングしたり、スポーツジム(温泉施設有り)に通っ
 たりするようになりました。

次点
1〜12月 業績
1〜12月 心理学の学習7月     30周年記念祝賀会
             http://www4.synapse.ne.jp/kyokushin/hsrc/2011/2011.07.03.30th-new.html  

 

【実感、決意等】

● ”当たり前のこと”なのでしょうが、今さらながら、強く実感しています。
自分は(も)死ぬのだ
 「人生は永遠に続くものではなく、限られた時間においてのみ存在し、そして
 消滅するものである」
 「自分や大切な者が今死んだとしてもまったく不思議なことではない」。
 
●今さらながら、腹落ちしたように思います(といっても、まだまだです・・・)。
 「人生の最後の日から逆算する」
 「目的・目標から逆算する」
 
● 「今というこの瞬間大切にしよう・感謝しよう」とあらためて思っています。
 
●以下の言葉は、”意識して”発することにしようと考えています。
 
 ※「”意識して”発する」の意は、「明確に意識して発する」、「意識せずに(よ
   く考えもせず、惰性で、無意識に)発することは慎もう」です。
   「積極的に発する」といった類の意ではありません。
 「分らない・・・」
 「考えられない・・・」「考えても意味がない・・・」「考えても無駄だ・・・」
 「できない(やれない)・・・」「やっても意味がない・・・」「考えても無駄だ・・・」
 「想定外である・・・」 「結論を出すのは先でいいのではないか・・・」
 「あの時はあれ以上のこと(例:予見、実行)はできなかった・・・」
 「私には責任がない・・・」
 
「時代、国家、組織、マーケットに対する自分(木下耕二)の洞察力、予測力 
はそこそこ的
を射ている(大きく軌道修正する必要はない)」と自信を深めました。
 
●「自分、家族など、大事な人たちの安全、未来は、自分が守らねばならない
 (他者を軽軽に当てにしない・任せない・信じない)」と意が固まりました
 
意思決定や判断の軸がかなり明確になったがします。

  大儀があるならば”やる””力を入れる”、そうでないなら”やらない””力を抜く”。

 に適うならば”やる””力を入れる”、そうでないなら”やらない””力を抜く”。

 大勢に影響するならば”やる””力を入れる”、そうでないなら”やらない””力
 を抜く”。

 ※川の水は途中で渦を巻いたりしていて、ちょっと見ると元に戻るように見え  
 
るけれど、結局、海に流れ込む。そういう大きな流れを見ていればいい。

 「コラム 実をとる!アップルを目指さない・・・」 
 http://www.kkkiduki.jp/article/14219824.html

 大義や理は、また何が大勢に影響するかの判断根拠は、組織や個人によっ
て違います。

 「木下耕二、お前の大義とは一体何なのか?」
 「木下耕二、お前の理とは一体何なのか?」
 「木下耕二、お前は何をもって大勢への影響の有無、大小を判断するのか?」  


 意思決定や判断を行う場合、上記の問いを自身に投げかける習慣が身につ
きました。2012年も自問自答を続けます。

不透明・不安定・不確定要素が減少し、やるべきこと・やりたいこと「シンプ
 ルになった」、「すっきりした」、「分かりやすくなった」、「(より)明確になった」
 という気がします(やる・やらないに関する判断・意思決定の迷いが減った
 うに感じます)。

 そのためか、やるべきこと、やりたいことに邁進・専念できるようになりました。

学習の重要性を確信しました。死ぬまで学習し続ける所存です。

理論化抽象化は重要です。具象化実践も重要です。
 どちらにも取り組みますが、心持、実践、具象化に重きを置きたいと考えています。


●「ポジティビリティを大切にし、一方でネガティビリティも大切にするべきだ」と
 認識を新たにしました。

ネットを使って発信することおよびそのツール・手段の重要性・将来性、効果
 をあらためて再認識しました。

運動の効用、留意点をあらためて再認識しました。

はっきり意見したり、主張したりする効果やメリット、留意点(タイミング、コン フリクト対応等)を再認識できました。

●「自分は他者からどう見えているのか?」という自問自答によって、
他者の視 
点からの自分(木
下耕二)のイメージをはっきり意識できるようになったと思います。

●人の、少なくとも私の、パーソナリティは幼少のころからそれほど変化しない
 ことを実感しています。幼少の頃のパーソナリティは大事にしたいと新たな
 認識を持ちました。


●「持って生まれたもの」と「学習して身につけたもの」「役割上のもの」を統合
 することに対して
しさを感じるようになりました。


セルフイメージが自分の中で確立されつつあるように感じていいます。

人(脈)セーフティネット構築の上で極めて有効であると確信しました。私
 が妻や子供に遺してやるべきものの一つです。

●妻と子をはじめ、支えてくれる方々の存在の大きさ、ありがたさをつくづく感
 じました。


「手放す」、「捨てる」、「別れ」などについてどのような概念があるのか。どの
 ような概念が今後の人生において有効か。2012年に向けて整理、明らか
 にしたいと思っています。


【補足−言葉の定義−】

大義①重要な意義。大切な意味。

②人のふみ行うべき重大な道義。特に、主君や国に対してなすべき道。  

「―にもとる」
[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

理 ことわり
(物事の理非を分かち定める意から。→断り)

①道理。条理。  
万葉集5「世間よのなかはかくぞ―」。平家物語1「盛者必衰の―をあらはす」

②格式・礼儀にかなっていること。  
欽明紀「新羅―無し」

③理由。わけ。  
源氏物語須磨「その―をあらはにえ承り給はねば」

④当然のこと。もっともなこと。  
源氏物語桐壺「人の御心を尽し給ふも、げに―と見えたり」

⑤(副詞的に用いて) もちろん。無論。  
枕草子262「わが得たらむは―、人の許なるさへ憎くこそあれ」

[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

道理
①物事のそうあるべきすじみち。ことわり。  源氏物語帚木「世の―を思ひとりて」。「そんなことが許される―がない」
②人の行うべき正しい道。道義。  「―にはずれた行為」
[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

大勢 たいせい
①大きな威勢。大きな権勢。  太平記12「折伏とは―忿怒の形を現じ刑罰を宗となす」
②流動していく物事の、おおよその形勢。特に、世のなりゆき。天下の趨勢。  
「―に抗する」「―には影響ない」

[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

理論 

①(theory)
ア)個々の事実や認識を統一的に説明することのできる普遍性をもつ体系的知識。

イ)実践を無視した純粋な知識。この場合、一方では高尚な知識の意であるが、他方では    無益だという意味のこともある。
ウ)ある問題についての特定の学者の見解・学説。
②論争。〈日葡〉

[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

抽象(abstraction)
事物または表象の或る側面・性質を抽き離して把握する心的作用。その際おのずから
他の側面・性質を排除する作用が伴うが、これを捨象という。一般概念は多数の事物・
表象間の共通の側面・性質を抽象して構成される。←→具体。

[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

著書

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