DIAMINDハーバード・ビジネス・レビュー 2017/1/14
新春対談:安宅和人×伊賀泰代
< http://www.dhbr.net/articles/-/4633 > 2017/1/14
お金の生み方の第1フェーズは、1000円で仕入れたものに手を加えて5000円で売るという付加価値を取る方法。この付加価値が積み重なったものがGDPとなる。次の第2フェーズは、実体をつくって市場に出すだけで、市場がその会社の価値を評価し、それがMarket capitalization(時価総額。以下マーケットキャップ)となる。付加価値創造は今でも大切。しかし世界的に見れば、富を生み出す中心は明らかにマーケットキャップ創造がメインになってきている。典型的なのがUber。彼らはまだ事業を初めて8年にもならないが、すでに7兆円というマーケットキャップを生んでいる。