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 リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所は主に大手企業を対象に人材マネジメントに関する調査
を実施した。http://www.recruit-ms.co.jp/issue/feature/0000000115/1/
●人材マネジメント課題

 2013年度、2010年度とも選択率が最も高かったのは「次世代経営人材の育成・登用」。経年変化に着目する
 と、「グローバル人材(日本人を含む)の採用・育成の強化」の選択率向上が顕著。
●2025年頃をターゲットとした場合の組織・人材に関する見通し
 ・日本の人口が減少する中、優秀な人材を確保するために、企業はこれまで以上に女性、中高年、また外国人
  というリソースを重視しようという意図を持っている。
 ・「経営ボードが、現在より若返っている」と回答した企業は60%程度。一方、「経営ボードの多国籍化が、現在
  より進んでいる」については、予測が割れている。
 ・処遇については、「給与格差が、現在より大きくなっている」と回答した企業は70%を超える半面、「給与水準
  が、現在より高くなっている」と回答した企業は40%を切っている。
 ・「従業員の教育に対する投資が、現在よりも積極的に行われている」「教育投資の対象となる従業員と、そうで
  はない従業員のメリハリが、現在よりも強くなっている」と回答した企業はともに70%を超えている。
 ・経営人材の早期選抜がより進み、またそのような「選抜された人材」に対して、高い処遇を与えることや重点的
  な教育投資を行おうという意図が表れている。
 ・「従業員が、現在よりも多様な働き方を選べるようになっている」「外部の企業や研究機関とのコラボレーション
  が、現在よりも多くなっている」と回答した企業は70%を超える。組織内外のさまざまな多様性をもとに、新たな
  価値を生み出そうとしている。

著書

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ダイナミック・ケイパビリティのフレームワーク: 資源ベース再構成の組織能力
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統合的な調査・分析の枠組みに基づき、グローバル・ニッチ・トップ企業のM&Aに係るダイナミック・ケイパビリティの実相を、ミドルマネジメントの観点から探究

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