寄稿 ポジティブ感情による創造性の発揮、資源の形成

近代中小企業
発行:中小企業経営研究会  http://www.datadeta.co.jp/

2012September
ペン 『ポジティブ感情、チャレンジ意欲を高め、創造性を発揮する』 ←ひらめきClick

【要旨】

●近年、ポジティブ心理学によってポジティブ感情の研究は飛躍的に進歩した。

●バーバラ・フレデリクソンによると、ポジティブ感情には、喜び、感謝、安らぎ、興味、希望、誇り、愉
 快、鼓舞、畏敬、愛がある。

●ポジティブ感情に次のような効果がある。
   ・オープンな心
  ・受容力のアップ
  ・他者との交流の促進
  ・好奇心の向上
  ・遊び心や創造性の高まり
  ・学習の促進、成長
    ↓
  ・有益な、身体的な、知的な、心理的な、社会的な資源の形成

●ポジティブ感情には次のような懸念(デメリット)もある。

  ・状況や結果に関する過度の楽観
  ・自己の過大評価(自信過剰)
  ・緻密さの欠如
  ・甘い判断
  ・非現実的
  ・致命的な判断ミス

●ネガティブ感情はポジティブ感情の懸念(デメリット)にブレーキをかける。成果の創出にあたって
 は、ポジティブ感情を感じつつも、一定のネガティブ感情を感じることが必要である。

●フレデリクソンは、繁栄している
人とそうでない人を比較し、
 「ポジティブ感情:ネガティブ感情=3:1」という黄金比を、科学的な実 証研究の結果突き止めた。

●ソニア・リュボミアスキーが科学的に効果を証明したポジティブ感情を高める方策には、「感謝の気
 持ちを表す」、「楽観的になる」、「運動する」などがある。

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